社団法人 松本青年会議所
副理事長 犬飼 充之
随所作主 立処皆真 -随所に主となれば 立処みな真なり-
本年、副理事長を拝命するにあたり、大親友がいつも口にしていた「いつどこにいても、どんな立場でも何ものにも囚われず、常に主体性を持って一生懸命行動すれば、そこに真実がある」という意味のこの言葉を、「どこにいても、どんな状況でも、そこで楽しんで頑張ることに意味がある」と力強く行動していきます。本当にキツイ時にこそ、もうひと頑張りすることに意味があり、真実があります。さあ、踏み出しましょう。まずはその一歩から。
【「本物の力」を養う委員会】
よく「自分の居場所がない」と耳にしますが、各々が主体性さえしっかりしていれば、今立っているその場所、その場所こそが自分の居場所です。今そこに居るということは、たくさんの命の中で、いろいろな命を取り込み、助けられながら、今を生かされていることに感謝しなければいけません。主体性を持つということは、今生かされていることに感謝して、自分の命も自分以外の命も、等しく大切にする心を持つことでもあります。競争することから、逃げることは出来ません。蹴落とすことだけを身に付けては、相手の良い所を引き出すことは出来ません。誰にでも、どんな場所にでも出来る松本JCエコロプランを通じて、命あるもの全てを思いやる気持ちを学び、いつの時代も、強かにたくましく生き抜く本物の力を養うようにします。
【総務道徳委員会】
各委員会・会議体が、本気で純粋に行われるJC活動を通じて、社会に役立つまちづくり運動にかかわる全ての予算管理を行います。協賛金や助成金に関しても、今までに活用したものや、まだ知らないもの等を含め研究し、提案してまいります。また、本年の活動を通じて、メンバー自身が松本JCに所属している誇りを胸に、現状に満足するのではなく、常に大きな視野を持ち、主体性を持って一生懸命行動する姿を示すことで、このまち地域から愛され、必要とされる人間育成に取り組みます。
社団法人 松本青年会議所
副理事長 佐渡友 淳
覚悟を持った“志民”が未来を創っていく
「偉い所に来てしまった!」これが初めて松本青年会議所に触れた第一印象です。ここまで駆け抜けてきた自身も、Jayceeとして駆け出しの頃は“頼まれたから”“とりあえず同期の皆がいるから”と一歩退きながら参加していたことを思い出します。しかし、それでもいろいろな場面に参加をした中で、創り上げたメンバーの熱い想いや苦労、本当の楽しさを感じることができました。そんな“気づき”が私のスイッチが切り替えてくれました。その後、初めての理事として副委員長を拝命しました。その委員会には、例会等で会った事も話した事も無いメンバーもいました。なかなか電話も出て頂けない状況もあり、委員会運営に苦慮をしていたとき、“来ないなら会いに行けばいい”と思いつきそのままにそのメンバーの元に訪ねていきました。そして確信したこと、“この人達にもそれぞれ想いがある、あるからJC続けている”と言うことです。メンバーでいるからにはその人にこだわり続ける。それが、未来に繋がると信じています。
故郷の光彩を描く委員会
2012年9月「カスティール サイクルクロス マツモト」が開催されました。多くのこの地域の人々が感動をし、新たな自転車の可能性に気づきを得ました。“城下町の自転車”という今までにはないムーブメントには、日本中へそして世界中へ光を放っていく可能性を秘めています。また、このまち地域には“乗鞍”そして“美ヶ原”と世界に誇れるロードコースがあります。毎年開催の競技大会には多くの人々がこの地域を訪れています。そして、県下唯一の自転車競技トラック“かりがね競輪場”もまち地域の宝と言えます。
松本市は、2年前より次世代交通政策検討委員会を開催しています。自家用車から、徒歩・自転車・公共交通機関への移動手段のシフトをし、ひとが集うまちづくりを目指しています。当委員会では“自転車が似合う城下町松本”をキーワードに自転車道や駐輪スタンドの整備など松本青年会議所版・次世代交通政策を策定し行政やまち地域の人々に提案をします。
また、このまち地域の交通ルートとして空の玄関口“信州まつもと空港”があります。この故郷のたから、まだまだそのポテンシャルを活かし切れているとは言えない状況です。自転車を核とした新たな交通施策・まちづくりを促すことにより、この故郷への熱い視線を醸成し、ひとが集う信州まつもと空港を目指します。“城下町の自転車”というこの故郷の新たな光、まさに“故郷の光彩”が、信州まつもと空港に新たな光を当てていきます。
輝く松本青年会議所が故郷の光彩を描いて行きます!ここにいる全てのメンバーが覚悟を持ち“志民”を醸成し2013年に最高の光を放っていることを願い・・・。
社団法人 松本青年会議所
副理事長 関谷 光貞
人と人とが自他共栄の精神で繋がり美しいまち地域を創造する
世界中の多くの人が、この世に生まれた理由を知りたいと思い、自分に与えられた時間をどのように使っていくか考えます。
「自分自身の人生に意味を与え目的をもった人は強く美しい」
私は社団法人松本青年会議所に入会し多くの人に学び、多くの経験を経て自己成長しています。その過程では喜びも葛藤もありましたが、多くの恵みを受けました。松本JCメンバーが全てのJC活動をチャンスと捉え自発的に考動することにより成功、幸福を享受できるものと確信しています。
目標達成のためのアクションを起こす
さあ、2013年度が始まります!松本JCメンバー全員でこの世界に笑顔と幸福を創造するためのアクションを起こしていきましょう。
立志照隅
【自他共栄の美しきまち地域創造委員会】
人と人とが互いに信頼し、助け合う事ができれば、自分も世の中の人も共に栄える事が出来ます。例えば50年前、100年前に比べれば世の中は便利に快適になっています。ただ一つ悪くなっている事は人の心です。離婚率の増加、家族への愛情の欠落、地域愛の低下、訴訟の増加、いじめ問題等。「人と人とが互いに信頼する、助け合う」世の中そんな当たり前の事を忘れてしまっている現代人が数多く存在していることにより家族という最小のコミュニティーでさえ崩壊しています。そんな大人たちが会社、組織といったコミュニティーを確かなものと勘違いし形成しているならば全て偽物です、本物のゲマインシャフトを恒久的に存在させる為に我々は「人にして気持ち良い、してもらって気持ち良い、はたから見て気持ち良い」という黄金律を実践し創造し行動します。力強く愛をもった同志(松本JCメンバー)を拡大し松本地域から全国に、延いては世界に松本JCスタイルをニュー・スタンダードとして強く、強く発信します。すべては人の心がまち地域を明るく照らす為に。
【未来への絆を築く特別会議】
「モチベーション」という言葉は元々二つの言葉と深く繋がっています。それは「動機」と「行動」です。ウィキペディアによると(要約すると)、この言葉は「ある人が描くものを現実とするために行動を起こし、頂点にたどりつくための刺激」と定義できるといいます。我々「未来への絆を築く特別会議」は松本JCメンバーの「動機」を明確にし、本気で向き合う濃い時間の先にある感動を共有する活動を実践し「行動」します。メンバー一人ひとりの絆を確かのものとし次世代による地域、世界平和を担うJC、Jayceeの本質、使命を伝承します。
社団法人 松本青年会議所
副理事長 大蔵 俊介
「結」
2012年7月12日、私に第一子となる女の子が誕生しました。 和を重んじ、多くの人を愛し、多くの人に愛されて欲しい・・・そんな願いを込めて、どうしても名前に入れたかった一文字の漢字がありました・・・その漢字は「結」。
沖縄に古くから伝わる精神「結いまーる」。「人の和」や「助け合い」を意味するこの言葉に、私は社団法人松本青年会議所(以下松本JC)に入会して出会い、魅せられ、以後私の人生の一つの指針として心にあり続けています。古くから日本人はこうした相互扶助の教えを尊び、他者を思いやり、敬意を払い合うことで「和」を形成し、世界に誇れる高い精神性を備えてきました。
これらと対義の意を為す「無関心」が蔓延していることが問題視されて久しい昨今、今一度「結」の精神を見直し、「人」を大切にする心の重要性が説かれているのは言うまでもありません。
今年一年、大切にする「人」や「想い」の輝きが、「明るい豊かな社会」の実現を目指すJC運動の本質と自分自身に、どのような化学反応を見せてくれるのかを楽しみに、副理事長の職を全ういたします。
【想い・物語の伝播委員会】
「人が動くところに想いあり、人が為すことに物語あり」
情報が多様化する現代において、企業においても広報や情報発信のあり方が問われています。表面的かつ一方的な発信ではなく、そこに携わる人の「想い」や「ドラマ」にもスポットを当てた情報発信は、より多くの共感と本質の理解、更には感動の共有にも繋がっていくでしょう。このまち地域の真の強みを結集し、このまち地域の「宝」が詰まった「新松本・安曇野宝かるた」に、JCだからこそ出来る、JCだからこそ大切にしたい「想い」や「ドラマ」を乗せ、「松本モデル」の一つとして広く発信していきます。
【未来への絆を築く特別会議】
「未来を語る組織JC、未来を担う人材JAYCEE」
我々の運動は何のために、誰のために、どうあるべきなのか。JCの本質と本気で向き合い、前向きな「足し算」の議論を積み重ねた、濃い時間の先にある感動とお互いの成長が、このまち地域と延いては日本国の明るい未来に繋がるものと信じ、誇りを持って考動します。JCバッジをしていない時も、JCを卒業してからも、深い絆で結ばれた社会の公器として在るために。
社団法人 松本青年会議所
専務理事 内ヶ嶋 雅功
共に考え行動できる仲間
このまち地域に生まれ、このまち地域で育ち、今このまち地域で働いている。2011年に社団法人松本青年会議所(以下松本JC)に入会するまで、恥ずかしながらまちの現状や行く末など考えもしませんでした。また、入会当初も松本JCの活動内容がわかりませんでした。何が目的で何のために活動しているのか?それを知りたいがため、可能な限りの時間を使い、いろんな事業を体感しメンバーの方と交流しました。メンバー一人ひとりにはそれぞれの志や想いがあり、まちの行く末や青年会議所のあるべき姿、そして共に考え行動する仲間がいるという事を知りました。その中でも「青年会議所活動はやりたい事を見つけ共に行動する仲間を見つけられる事が重要ではないか」、という言葉が強く印象に残っています。メンバーにはそれぞれの事情があり温度差もありますが、一人ひとりがやりたい事を見つけられれば意識はおのずと変わってきます。2013年は初理事で専務職という大任を預かる事となりました。まだまだ青年会議所での経験も浅く不安に感じるメンバーの方々もおられると思いますが、目配り気配りを心掛け、一人ひとりの志や想いを見つけられるよう、また各委員会が設定した目標に到達できるよう微力ではありますが1年間職責を果たせるよう努力してまいります。
【流汗悟道委員会】(新入会員委員会)
流汗悟道(汗を流して一生懸命もの事をやればおのずと道はひらける)。
私達の所属する松本JCは職業も自分の置かれている状況も様々な青年達が集まりまち地域の為また自らを高める為に活動しています。新入会員も同じように理事長所信の下、まち地域の為に青年会議所事業を展開し、また各地域で行われている事業に協働・参画していきます。大半の新入会員の皆さんは初めて青年会議所という未知の世界を体験するわけですから、期待よりも不安の方が大きいのではないでしょうか。新入会員それぞれに疑問や不安を持っていると思います。多種多様な青年達が青年会議所という一つ屋根の下で目標に向かう為には、その過程で意見や疑問をぶつけ合い、不安を取り除きながら、いろいろな事を経験し、共に考え意見の調和を図り、まち地域の為共に汗を流し目的を達成した時の喜びを共に味わってもらい、今後の青年会議所での「目的」と共に行動できる「仲間」を見つけてもらえるよう活動していきます。
【出向者担当】
本年も多くのメンバーを日本青年会議所・北陸信越地区協議会・長野ブロック協議会へと出向させて頂きます。各々の出向先での活動は多岐に亘りますが、そこでは多くの学びや繋がりを得ます。それぞれが得た貴重な情報は出向者にとっても、今後の松本JCにとっても役立つ物が多くあるでしょう。そういった情報を収集し松本JCに取入れLOM内に拡散して行きます。またLOM内の活動と共に多くの時間を出向先で投資し、活動している出向者に脚光を浴びてもらえるよう盛り上げサポートして行きたいと考えております。